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dynabook T552液晶パネルの交換修理方法を詳しく解説!

更新日:2022年1月12日



今回、ノートパソコン「東芝 dynabook T552/FRJ」の液晶パネルに横や縦の線が入るということで、パソコン修理の依頼がありました。

パソコン修理でよく依頼があるのが、液晶パネルの交換修理です。

気を抜いた時にやってしまう画面割れや液晶割れは、ちょっとした衝撃で入ってしまいます。

ノートパソコンは薄くて持ち運びが便利ですが、液晶モニターは特に衝撃に弱く非常に壊れやすいパーツです。


パソコン修理専門店「Hijikado」では、作業料金・部品代・修理後返送代をコミコミで27,500円と、安くノートパソコンの液晶画面修理を行っておりますが、宅配専門のため実態が見えないので不安に思われるお客様も数多くいらっしゃいます。

そこで、こちらでは、実際にノートパソコン「東芝 dynabook T552/FRJ」液晶パネルの交換修理の手順をまとめて、どのように修理しているのか見えるよう詳しく解説しております。

自分で液晶画面の修理を行い安く抑えたいという方にも、参考になるかと思いますので、注意点を確認しながら作業してください。


※ただし、自分で修理を行う場合は自己責任となりますのでよく考えてから修理をしましょう!このブログを参考にノートパソコン修理を自分で行う場合は、自己責任の上で分解をしてください。パソコン修理専門店「Hijikado」店では、いかなる場合も責任を負いかねます。


また、今回と同様の症状でノートパソコン「東芝 dynabook T552/FRJ」液晶パネルの交換修理を依頼したい方は、以下よりご相談いただければ丁寧に対応させていただきます。


パソコン修理・分解に必要な道具

ノートパソコン「東芝 dynabook T552/FRJ」液晶パネルの交換修理の前に、パソコン修理・分解には、以下のような道具が必要です。


・プラスドライバー

・プラスチックのヘラ

・ピンセット

機種によってはネジが特殊なタイプもあるので、一通り揃っているものだと今後も安心です。

また、プラスチック製のヘラは、必ずと言ってもいいほどノートパソコンの分解には必須です。

パソコン修理専門店「Hijikado」でパソコン修理をする際に、このヘラはほぼ100%使っているために非常に使い勝手に優れております。

自分でノートパソコン「東芝 dynabook T552/FRJ」液晶パネルの交換修理をする場合は、以下よりご購入できます。










ノートパソコン「東芝 dynabook T552/FRJ」液晶パネルの交換修理手順

今回、依頼があったノートパソコン「東芝 dynabook T552/FRJ」液晶パネルの交換修理は、以下の手順で行いました。






※ノートパソコン「東芝 dynabook T552/FRJ」液晶パネルの交換修理を行う際には、必ずバッテリーを外してから分解修理を行いましょう。


液晶パネルフレームネジ取り外し

ノートパソコン「東芝 dynabook T552/FRJ」液晶パネルの構造は、「背面パネル」「液晶パネル(ディスプレイ)」「フレーム」の3つで構成されています。


今回の機種も含め、ノートパソコンの液晶パネルを交換する場合は、背面パネルを取り外す必要性はほとんどなく、手前にある液晶パネルフレームを外すだけの機種が多いです。


ほとんどのノートパソコンの液晶パネルフレームには、ネジ隠しと言われるものがあり、両面テープで取り付けられいるネジ隠しを剥がすと、ネジが出てきます。

ノートパソコン「東芝 dynabook T552/FRJ」液晶パネルでは、画面四隅部分(赤丸部分)にネジ隠しが貼られていますので、まずはそれを取り外します。

ここでは、細いピンセットを利用しましょう。

細いピンセットを使えば、粘着テープを簡単に剝がすことができます。

剥がした粘着テープは無くしやすいので、必ず修理完了までに保管しておきましょう。

また、液晶パネルフレームのネジ隠しは、基本両面テープで取り付けをされているだけです。

液晶パネルフレームを傷をつけないようピンセットや細いピンで注意しながら取り外してください。

粘着テープをはがしネジが見えたら、プラスドライバー(機種に合うサイズ)を使い全てのネジを外します。


液晶パネルフレーム取り外し

液晶パネルフレームのネジを全て外し終えたら、次はパネルの周りにある液晶パネルフレームを外していきます。

上下左右をツメでフレーム固定されていますので、はじめに上左右を外していきます。

画面の隙間にプラスチックのヘラを差し込み、ツメを外しますが、ヘラを入れると隙間ができますので、うまくヘラを使い横や下に向かい外してください。

注意点として、途中プラスチックの留め具部分があり、無理な力をいれてしまうと割れてしますので、ゆっくりと丁寧にフレーム部分をパチパチと外しましょう。

プラモデルを組み立てたり、パーツを外したりする感覚と似ていますので、1カ所外すことができれば、それほど難しい作業ではありません。

上と左右のフレームを外していくと、両サイド下にヒンジと言われる液晶とキーボード側をつなぐ部分があります。

こちらを少し持ち上げる感じで分解をすると外れますが、機種によっては、硬いものもや両面テープで固定しているものあり、外れにくくなっています。

ヒンジ内部には液晶ケーブルなど繊細な部品があり、断線や傷をつけてしまう恐れがあるので、取り外す際は、注意が必要です。

また、無理やりヒンジ部分を外そうとするとプラスチックが割れてしまう恐れがありますので、慎重に作業してください。

ノートパソコンの液晶パネル交換修理で、一番重要になる分解箇所が、このフレームを取り外す作業ですので、急がず慎重に作業しましょう。

全てのツメが外れたらフレームを持ち上げて外します。

これで、ノートパソコン「東芝 dynabook T552/FRJ」液晶パネルのフレーム取り外しは完了です。

液晶パネルの取り外し

ノートパソコン「東芝 dynabook T552/FRJ」液晶パネルのフレームを外した後は、液晶パネル自体を取り外していきます。

まず、ヒンジ部分(赤丸)の背面パネルに固定しているネジを外し、液晶パネルを背面パネルから外します。

液晶パネルの裏側にはケーブルがありますので、無理に引っ張らないように注意してください。

背面パネルから液晶パネルを外せたら、ゆっくりと液晶パネルを手前に引っ張り、液晶パネルを固定しているネジを外せる位置まで移動させます

背面パネルから液晶パネルを外すと、背面パネルが無防備となりますので、傷をつけないよう背面パネルを寄りかからせる台などがあると便利です。

次に、液晶パネルを固定器具から外していきます。

下から1,2,3と順番があるためネジを外す際は3番目から外すとよいです。

ネジを外すとディスプレイだけを前方向(キーボード面)に倒すことができます。

パネルを手前に倒すと、赤枠部分のケーブルコネクタが確認できます。

ディスプレイを倒す際は、まだ液晶ケーブルが接続されている状態ですので、注意して倒しましょう。

液晶ケーブルを断線させてしまうと液晶交換をしても線が入るようになってしまったり、画面が映らないといった事につながります。

ノートパソコン「東芝 dynabook T552/FRJ」液晶パネルについているケーブルコネクタのコネクタ部分は、透明テープでとまっていました。

さらにケーブル部分には粘着テープで液晶パネルにケーブル部分が固定されております。

こちらの場合は、まずコネクタ部分の赤枠のテープパネル側から剥がしていきます。

ケーブル側には貼られたままの状態で大丈夫です。

液晶ケーブル赤枠付近がパネル側と接着されているのが確認できます。

こちらを剥がし取り、液晶パネルコネクタからゆっくりとケーブルを引き抜いてください。

液晶ケーブルは基本的にスライドさせて外す場合が多いです。

この液晶ケーブルを外す作業も重要になりますので、よく見てから引き抜くようにしましょう。

液晶ケーブルは、束で1本にまとまっていますが、被覆を剥がすと何十本もの細い線が入っています。

1本でも線を切ってしまうと液晶の表示不良が起きますので、ゆっくりと慎重に扱ってください。

液晶ケーブルを外す事ができれば、ノートパソコンからモニターを外す事ができます。


今回依頼を受けたノートパソコン「東芝 dynabook T552/FRJ」液晶パネルの型番は、「LTN156AT24-T01」でした。

メーカーはSAMSUNG製品となります。


パソコン修理専門店「Hijikado」では、部品を取り寄せる場合、こちらの型番を元に取り寄せています。

ノートパソコンの液晶パネルの交換をしたことがない方は、ネットで検索して型番を確認しますが、自分でノートパソコンを分解してディスプレイの型番を確認する方が確実です。

新しい液晶パネルの取り付け

新しい液晶パネルを取り寄せたら、破損した液晶パネルと交換して、外した順番と逆にフレーム、ネジ、ネジ隠しを取り付けていけば、液晶パネル交換修理の完了です。

液晶パネルの交換が完了したら、起動して正常に動作するか確認します。

今回修理依頼をいただいたノートパソコン「東芝 dynabook T552/FRJ」は、無事通常通りの表示に戻りました。

最後のフレームの取り付けについてですが、フレームを取り付ける前に1点ポイントがあります。

フレームを取り付けする際に、仮止めを行い先に液晶の表示チェックをした方が良いです。


フレームを取り付けし全てのネジを取り付けした後に表示のチェックとなると、万が一画面に初期不良があった場合は、再度分解をする必要があるために、2度手間となってしまいます。

ディスプレイの表示が正常に写っている事が確認でき次第電源を落としパソコンの組み直しを再開してください。

まとめ

今回ご依頼いただいたノートパソコン「東芝 dynabook T552/FRJ」液晶パネルの交換修理は無事引き渡し完了しました。

液晶パネルの交換修理を業者に依頼すると、それなりに高額な修理費用がかかりますが、自分で交換すればコストを抑えることが可能です。

液晶パネルの交換を自分で修理しようと考えている方は、注意した点に気を付けながら、作業を進めてください。

メーカーや機種が違っても、標準仕様のノートパソコンであれば、同様の交換手順で液晶パネルを交換することができます。

また、こちらの方法を見て自分では難しそうと思った方は、是非ともパソコン修理専門店「Hijikado」へご用命ください。

部品代・作業費・修理完了後返送料コミコミで、税込27,500円で承っております。

自分でやってみてできなかった場合でも、ご依頼いただければ、当店が責任をもって修理させていただきます。




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